【調査】中国人を筆頭に、外国人の日本流入が増加…労働者として価値高まる[04/21]

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2017年4月19日、華字メディア・日本新華僑報網によると、外国人の日本への入国者から出国者を引いた「純流入」が2016年10月現在で13万6000人と、1950年以降で過去最高を記録した。

総務省がこのほど発表した統計によると、外国人の「純流入」は13万6000人で2015年の実績を4割以上上回り、比較可能な統計が残る1950年以降で最大となった。「純流入」は4年連続で、増加幅も大きくなり続けているという。また、2015年10月~2016年9月の間に日本に3カ月を超えて滞在した外国人は約240万人となり、この5年で50万人増えたとのことだ。

また、厚生労働省のデータでは、2016年10月末現在で事業者が届け出た外国人労働者数は108万人に達し、初めて100万人を突破したことが明らかになった。その筆頭は中国で、ベトナムやネパールなどからの入国も増えているという。外国人労働者に伴って、その家族の入国も増加傾向にあるようだ。

外国人の流入が増えている背景には、日本経済が緩やかに回復しているとともに、少子高齢化に伴って日本国内の労働人口が減り続けるなかで、日本企業が外国人の雇用に積極的な姿勢を見せていることがあるという。