涙を抑えられない昭恵さん
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4月15日、新宿御苑で安倍晋三首相(62才)主催の「桜を見る会」が開かれた。約1万6500人が出席し、五木ひろし(69才)やももいろクローバーZなど、個性的な顔ぶれの中で主役となったのは、やっぱり妻・昭恵さん(54才)だった。弾けんばかりの笑顔が報じられたが、その裏で──。
「今日は急遽、欠席になるかもしれない。さすがに今は桜ではしゃげるお立場にない」
開園時間が迫る中で、ある政府関係者はそう気を揉んでいたが、朝9時前に黒塗りの専用車で首相夫妻が姿を見せた。人波の中にいてもパッと目立つ萌黄色のスーツ。安倍首相の挨拶が終わると、出席者との歓談が始まった。
こわばりながらも笑顔を作っていたが、安倍家の地元・山口から来たという顔見知りの顔を見ると、一気に表情が崩れた。
「昭恵さん、がんばってね。森友に負けるな」と大きな声をかけられると、みるみる目が赤くなり、大粒の涙が頬を伝う。慌ててハンカチで押さえるが、「昭恵さん、泣かないで」という声には奥歯を噛みしめて嗚咽を抑えるのがやっとという様子だった。
会がお開きになると、昭恵さんは安倍首相と同じ車へ。会場から連れ去られるかのようだった。世論調査では、森友学園問題の政府の説明に「納得できない」と答えた人は8割以上に上り、「国会に出て証言するべき」という声も上がる。
「100万円寄付問題の真相はいまだ藪の中ですし、最近は昭恵さんの選挙応援にお付きの公務員が10回以上も帯同していたことがわかり、公務員の政治的行為を制限する国家公務員法違反に問われかねません」(政治部記者)
今回の桜を見る会も官邸は戦々恐々だった。
「昭恵夫人が森友学園の籠池さんのような“トラブルメーカー”を招待していないとも限らない」(官邸筋)
今は官邸による事実上の監視下に置かれる日々が続いているようだ。3月下旬以降、昭恵さんはそれまで積極的に更新していたフェイスブックを自粛し、嬉々として参加していた講演やイベントも次々とキャンセルしている。
※女性セブン2017年5月4日号
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