【野球賭博】センバツ優勝校で賭けの疑い 福岡県警の警察官書類送検

福岡県警察本部の警察官6人が、容疑者の護送のため検察庁の庁舎で待機していた際、高校野球の優勝校を予想する野球賭博をしていた疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは福岡県警察本部の留置管理課に所属していた警部補ら6人です。
警察によりますと、6人は、3年前からおととしにかけて、夏の全国高校野球や春のセンバツの優勝校を予想して現金を賭けていた疑いが持たれています。

6人は、検事の取り調べのために容疑者を福岡地方検察庁に護送して検察の庁舎で待機していた際、1人1000円ずつ賭けていたということです。

警察によりますと、調べに対し、6人はいずれも容疑を認めたうえで、「勝ち分は、賭けに参加した仲間どうしでの食事代に充てていた」などと供述しているということです。

これについて、福岡県警察本部監察官室は「公表基準に至らない事案のためコメントは差し控える」としています。

福岡県警察本部の留置管理課では、ことし3月、酒の席で女性警察官にわいせつな行為をしたとして2人が強制わいせつの罪で起訴されるなど、不祥事が相次いでいます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170420/k10010955791000.html