【宇宙】ピーナツ形小惑星、地球に最接近 撮影に初成功(画像あり)

ピーナツ形小惑星、地球に最接近 撮影に初成功

AFP=時事 4/20(木) 13:16配信


カリフォルニア州モハベ砂漠にある米航空宇宙局のゴールドストーン・ソーラーシステムレーダーが収集したデータで作成された
小惑星「2014 JO25」の画像。
NASA提供(2017年4月19日入手)。
https://lpt.c.yimg.jp/im_siggw79CqumjUvXxOOH5xpoEfg—x900-y750-q90-exp3h-pril/amd/20170420-00000022-jij_afp-000-view.jpg

ピーナツのような形をした直径約650メートルの小惑星が19日、猛スピードで地球のそばを通り過ぎた。
天文学者らが「大きな宇宙の岩」を間近で観察できる珍しい機会となった。

欧米宇宙機関(ESA)によると、「2014-JO25」と呼ばれる小惑星グリニッジ標準時GMT)19日午後0時20分に地球に最も接近し、
その後、太陽系の中心から遠ざかる方向に進んでいる。

AFPの取材に対してESAは、小惑星が地球と月の距離の約4倍にあたる、地球から180万キロの地点を通過したことに触れ、
「地球にとって脅威ではない」と述べた。

世界最大級の電波望遠鏡を有する米自治領プエルトリコPuerto Rico)のアレシボ天文台(Arecibo observatory)は
同惑星の撮影に初めて成功。二つの大きな小惑星が結合したような形がとらえられた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170420-00000022-jij_afp-sctch