女子サッカーの川澄奈穂美が19日(日本時間20日)、シアトルのセーフコ・フィールドで行われたマリナーズ・マーリンズ戦の始球式に登場した。
日本では打者役を務めたことはあるが、投げるのは日米を通じて初めて。
「まさかこのフィールドで投げられるなんて、思ってもいなかったですし、本当に夢のようです。一生の自慢です」と目を輝かせた。
大役が決まったのは試合の3日前。球場のビデオボードに現在所属するシアトル・レインや日本代表時代の写真が流れる中、ボールを握った右手を振りながらマウンドへ。
この日が初対面だった捕手役の岩隈に、大きく首を振ってサインを拒むフリをするなど余裕の演技を見せ、ノーバンでミットへ投げ込んだ。
イチロー外野手(43)が所属するマーリンズとの3連戦最終日。
メジャー通算3000安打と2004年のシーズン262安打を記念したイチローボブルヘッドの配布日で、
18日は出場のなかったイチローが「9番・右翼」で先発出場した。
川澄は同じくシアトル・ストームでプレーしている女子バスケの渡嘉敷来夢と一緒にメジャー観戦を楽しんだ。
スポーツ報知 4/20(木) 7:40配信
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